ボトックスを受けようかなぁ。それとも美容鍼を受けようかなぁ。。。どちらを受けようかお悩みの方に、今回は眉間のシワや額のシワに対してボトックスと美容鍼、それぞれのメリットとデメリットをご紹介していきたいと思います。
ボトックスとは
ボトックスとはボツリヌス菌が産生するボツリヌス毒素(ボツリヌストキシン)を医薬品として生成した商品名で米国アラガン社が製造販売しているものです。
注射として筋肉に注入することでその筋肉に働いている神経伝達物質を抑え、筋肉の収縮を抑えることで筋肉が収縮した際に作り出しているシワ(眉間のシワや額のシワなど)を軽減していきます。主に表情のシワを気にしている方が受けることが多く、注射を打つ箇所は眉間やおでこ、目尻などが多いと言われています。効果は3~4か月程度と言われています。
美容鍼とは
髪の毛よりも細い鍼を肌に刺し、微細な傷をつけてお肌の代謝を促し、血行を促進します。表皮、真皮、皮下組織まで貫きますのでそれぞれの場所で効果があります。まず表皮では皮膚が傷つくことにより肌の治癒能力が働き、ターンオーバーを促します。こちらはお肌のキメに効果が期待でき、ニキビ跡や毛穴にアプローチできます。次に真皮では線維芽細胞を活性化します。線維芽細胞を活性化することでコラーゲン産生を促し、お肌のハリや弾力が高まります。また、血行が促進されるのでなめらかなお肌を生み出すサポートにもなります。さらに下の層である皮下組織の層では筋肉がありますので筋肉に刺鍼することで筋肉を緩めたり、リフトアップさせることが可能です。
美容鍼の表情ジワへのアプローチは、シワを作り出す筋肉に刺鍼し、筋肉を緩めることでその筋肉を使いすぎないようにしていきます。また、シワを作らない使うべき筋肉を刺激して動かし易くいくことで結果的にシワを作っている筋肉を使わないようにしていくというアプローチをしていきます。
表情筋が作るシワ(眉間のシワ・額のシワなど)に対してメリットとデメリット
ボトックスのメリット | 美容鍼のメリット |
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〇効果が強い 〇続けているうちはシワが少ない | 〇リスクがほとんどない 〇他の筋肉を動かし易くし長期的にシワを軽減していく |
ボトックスのデメリット | 美容鍼のデメリット |
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〇効きすぎると他の筋肉にも影響することがある | 〇効果がゆるやか |
ボトックスを受けた後に美容鍼を受けてもいい?
ボトックスを受けた後に美容鍼を受けたいという方は最低でも1週間は空けてください。ボトックスを受けたときにできる内出血や傷は3日程で治ってきますがボツリヌス注射の効き目は3日後~1週間後となります。ボトックスの効果がしっかり解るようになる1週間は空け、日にちに余裕があるなら2週間程度あけて美容鍼を受ける方がよいかと思います。
ボトックスも美容鍼も1回受けただけで効果がずっと持続するというものではありません。それぞれの特徴をしっかり理解して選んでください。
ちなみに。。。化粧品成分でアルジレリンというものがあり、これは塗るボトックスと言われています。塗布するだけで神経の伝達を阻害するのでしわを作る筋肉があまり働かないようになります。私も以前こちらのアルジレリンを化粧水に入れて使用していました。ボトックスほどの強力な効果はありませんが眉間の筋肉が過剰に動くことはなくなったかなぁと思いました😉
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